洞爺村から洞爺湖を右手に見ながら湖岸沿い道路を少し走ると「水辺の里 財田(たからだ)キャンプ場」の看板が見える。
ここ財田キャンプ場内の湖畔では、洞爺ガイドセンターが行っているカヌー体験を楽しむ事ができる。
また、中島トレッキング・自然探検などの自然体験プログラムも実施している。
洞爺ガイドセンター
住所 北海道虻田郡洞爺村洞爺町402番地 期間 5月上旬〜10月
電話 0142-82-5002 時間 13:00〜(1時間半程度)
HP http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/6861/ 料金
大人1人 3,500円
小学生1人 2,000円
E-mail yujio@topaz.plala.or.jp
カヌー体験をレクチャーして下さるのは、洞爺ガイドセンターのインストラクター 小川祐司さん。
「今月から洞爺湖村民になりました!」と笑顔で話す小川さんは、すっかり洞爺湖に魅せられているようだ。
小川さんに案内されて財田キャンプ場内にある湖岸へ。
キャンプ場内の湖畔は、水草が多く生い茂っているが、ここは視界が開けていて中島を間近に見る事ができ、ロケーションも最高。
カヌーは、使うパドル(漕ぐのに使われる櫂)の種類によってカナディアンカヌーとカヤックに分類される。
片側だけで水を漕いで進むボート型がカナディアンカヌー。
皆さんが湖上でよく目にするのは、カナディアンカヌーではないだろうか。
今回レクチャーして頂くのは、カヤック。
カヤックは湖水が入り、服が濡れるので水着を用意しておこう。
カヤックの中は空洞になっていて浮力がとても強く、沈む事がないので初心者の方でも気軽に楽しむ事ができる。
カヤックに乗る前に小川さんからライフジャケットの着け方、パドルの漕ぎ方などの指導をして頂く。
指導を終えると小川さんが実際にカヤックを漕いで見せてくれる。
さすがインストラクター!
パドルさばきに驚く。
まるで水面に浮かぶアメンボのようにスイスイと進む。
カヤックに乗ると小川さんが少し沖まで引っ張ってくれる。
カヤックが湖水に浮き始めたらそっと手で押し出してくれるので、そのまま一人で漕いでみよう。
目の前に見える中島を目指す感じだ。
実際にパドルで漕いでみると最初は思うように行かず、少々戸惑う。
しかし、時間が経つにつれ慣れてくる。
心地よい風を体に受けながら、湖面に浮かぶアメンボになった気分を味わえ、大変おもしろい!
いつしか時を忘れ、カヤックを漕ぐ事に夢中になる。
漕ぐのに疲れたなら、カヤックの進路を風にまかせ目の前に広がる景色を楽しむのも良いだろう。
湖の中を覗き込むと魚が見える事もある。
一度パドルを手にした人は、今まで味わった事のない爽快感、開放感に満たされるはずだ。
小川さん曰く「一般的に危ないと思われがちなカヤックですが、実際はとても安全です。気軽に挑戦してみて欲しい。」と、話されておりました。
風の強い日は、カナディアンカヌーの方が危険だという認識も必要だ。
洞爺村の佐藤 克之村長(右写真)も「洞爺村にお越しの際は、是非一度カヌーを体験して下さい。」と応援メッセージを頂きました。
カヌーを思いっきり楽しんだ後は、洞爺 湖畔亭でゆっくりと温泉に浸かって疲れを癒そう。
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