石水亭の宿泊予約はこちら
【1ページ目】 【2ページ目】
大湯沼
大正地獄から大湯沼へ行く大湯沼川探勝歩道を進むと車道に出る。
ここから300m車道を進むと左手に大湯沼(右写真)、右手に奥の湯がある。
大湯沼は、日和(ひより)山が噴火したときの爆裂火山跡で、周囲約1kmの沼だ。
標高377mとさほど高い山ではないが、ガンコウラン、イソツツジなどの高山植物の群落があり、山麓から中腹に広がる日和山原生野草園で7〜8月まで花を楽しむことができる。
沼底では、132℃の硫黄泉が激しく噴出しており、流れ込む水を40℃以上に温めている。
奥の湯
大湯沼駐車場の右奥に奥の湯がある。
日和(ひより)山の爆裂火口跡の一部で、「ふき」という円形の沼の底から灰黒色の硫化水素泉が湧き出している。
表面は80℃、最深部は130℃ある。
ブクブクと音を立てて源泉が湧き出ている様子は、自然の脅威と神秘に驚かされる。
この奥の湯こそ石水亭の湯元なのだ。
湯沼から湧き出ている源泉を一旦沈殿槽で汚れを取り除き、先にご紹介した貯蔵タンクに送って貯めている訳だ。
ナナカマドの広場
奥の湯から大湯沼遊歩道を進むと地獄谷展望台へ行くことができる。
途中、ナナカマドの広場からは、地獄谷を眺めることができる。
9月後半から10月中旬までの紅葉時期は、大変に美しい景観を見せる。
地獄谷
奥の湯から約20分、地獄谷展望台に到着。
地獄谷は、直径450メートルの爆裂火口跡で無数の噴気孔からは、今もさかんに熱湯や蒸気などが噴出している。
谷に沿って数多くの湧出口や噴気孔があり、泡を立てて煮えたぎる風景が「鬼の棲む地獄」の由来となった。

今もなお、多くの観光客が訪れている程、人気スポットとなっている。
【1ページ目】 【2ページ目】